聖女に求婚!?~天使vs悪魔~



「ん?…何?」


「冗談はほどほどにして下さい。悪ふざけが過ぎますよ?」


「だから、冗談じゃないって」


「冗談じゃなかったら何ですか!?」


フゥ~。


俺は深呼吸して…。


「いいか?彼女として付き合うのは遊びだと思われたくないから、結婚しないかって言ったんだ。それなら俺の気持ちが分かると思って…」


「っ!!//////////」


俺が真剣な顔で言ったからなのか…。


彼女はみるみるうちに顔を赤くした。


「なぁ……どう?」


俺は彼女にじりじりと詰め寄る。


彼女はさらに真っ赤になって…。


すると―――――。


「ちっ、ち、近いです!!それ以上は…////」


彼女は両手を伸ばして来た。


「それ以上近づいたら…」


「近づいたら?」


俺は胸で彼女の両手をグイグイ押した。


「しっ…し、心臓が止まっちゃいます//////」


「へぇ~止まっちゃうの?」