【Side 亜門②】
アイツが結界内に入って来た。
この俺様が2重に張ったのにも関わらず。
俺様の前に現れやがった。
それも、女とこれから…という時に。
ったく、マジでムカつくヤローだ!!
だが、さすがに部屋の中へは易々と入れないようだ。
フッ…そりゃそうだろ。
この俺様が特別に誂えた、言わば“魔の領域”
そう簡単に入られちゃ困るんだよ。
俺は奴を挑発し、女の元へと誘い込む。
それじゃあ、奴の真の力を拝むとするか。
奴は剣を振りかざして来た。
フッ、大したことねぇな。
俺は奴の剣をかわし、
蹴り上げて来た足を片膝で受け止める。
すると、身体を反転させ回し蹴りを…
更に剣先も振り回して来た。
俺は片手で容易く蹴りを受け、
剣先を余裕でかわした。



