『聖なる神よ。我に宿いし天の力。
今こそ、その力を解き放ち
我の守りし全てのモノを
永遠に………救い給え!!』
俺は両手を高く掲げ、
神が与えし力を呼び起こす呪文を唱えた。
神界王様ならともかく、
一介の天使が“神の呪文”を唱えるは『禁忌』
俺は莉胡を守るため…
奴に打ち勝つために……
“禁忌”を犯す。
すると―――――、
全身から青白い光を放ち、
今まで感じた事の無いほどの天力が。
「おっ……お前!!神の呪文が使えるのか!?」
奴はかなり動揺している。
まぁ、俺も成功するかどうかは半信半疑だったが。
“大天使”である俺なら、もしや…と思い。
けれど、これが恐らく最後になるだろう。
もう……俺には後が無い!!



