聖女に求婚!?~天使vs悪魔~



女が嗚咽混じりに泣き喚く。


ますます俺の悪魔魂が愉悦に浸る。


俺は女の胸を鷲掴みにし、


苦痛に歪む女の顔を眺め…


悪魔の微笑みを浴びせる。


「おっ…お願い……ゃっ…めてッ…」


「フッ。諦めろ」


「う゛っ……ッぅ…ック…」


瞳からポロポロと涙を流し、


………俺に許しを請う。


手足の自由を奪い、


これ以上無い程の恐怖心を与え続ける。


女の肌に触れる度、ピリリッと痺れるような痛みを伴うが、


それが返って興奮剤と成す。


俺は再び女に覆い被さり、


胸を掴んだまま胸元へ口づけをした。


急に静かになる女。


フフッ。恐怖のあまり、声も出ないか?


俺が女の胸元に力強く吸い付いた瞬間!!


部屋の扉がバンッと開いた。