聖女に求婚!?~天使vs悪魔~



「その……さっきも言ったが、身も心も俺に捧げると…魂が応えた時。それも、この剣は1度しか使えない」


「えっ!?」


「2度目は無いんだ」


「………」


部屋の中が静まり返る。


俺が彼女に話せる事は全て話した。


あとは彼女次第というワケか。


はぁ……。


「あのっ……どうすれば、そのようになるのですか?」


「え?あぁ……そうだな……難しいな…」


何て答えればいいんだ?


俺を好きになれと言うのか?


俺を愛してくれと?


フッ……バカだな……俺。


「先生?どうかされましたか?」


「ん?いや、何でも無い」


「えっと……その………」


「ん?」


「要するに、私が先生を好きになって…心から先生の事を想えばいいんですよね?」


「フフッ……まぁ…そうだな」