しばらく車を走らせ、運転席の美咲さんが後部座席のあたしたちに尋ねてきた。
「もうすぐで乗り換えの駅だけど二人は同じ方角?」
話をしていたらあっという間だった。
名残惜しい気もするけれど、このまま居座るのはなんだか申し訳ない気がしてきた。
それくらい居心地が良かった。
だけど、幾らなんでも図々しい気がしたから、あたしと花月は普段乗換えで利用している駅まで乗せてもらうことにした。
乗用車用のロータリーに車を留めて、あたしたちは車から降りて「ありがとうございました」とお礼を言った。
それに対して美咲さんは「気をつけてね」と優しく微笑んでくれた。
「また、顔出すね。頑張ってね」
「はい!今日は本当にありがとうございました」
先輩は助手席に乗ったまま。
あたしたちに窓越しにヒラヒラと手を振ってくれた。
学校では見られなかった先輩を見られて、あたしたちは少しだけ得をした気分だった。
「もうすぐで乗り換えの駅だけど二人は同じ方角?」
話をしていたらあっという間だった。
名残惜しい気もするけれど、このまま居座るのはなんだか申し訳ない気がしてきた。
それくらい居心地が良かった。
だけど、幾らなんでも図々しい気がしたから、あたしと花月は普段乗換えで利用している駅まで乗せてもらうことにした。
乗用車用のロータリーに車を留めて、あたしたちは車から降りて「ありがとうございました」とお礼を言った。
それに対して美咲さんは「気をつけてね」と優しく微笑んでくれた。
「また、顔出すね。頑張ってね」
「はい!今日は本当にありがとうございました」
先輩は助手席に乗ったまま。
あたしたちに窓越しにヒラヒラと手を振ってくれた。
学校では見られなかった先輩を見られて、あたしたちは少しだけ得をした気分だった。


