君の隣で夢みた未来

「大丈夫?」



と、俺が尋ねるとぶつかってきた方の女の子が微かな声で「はい」と答えるのが辛うじて聞こえた。


1年生だろう、彼女達はビビっているのか少し固まってしまったようだ。


俺は一つ笑みを残して、購買でお目当てのコーヒーを買った。



…怖がらせちゃったかな?


まぁ、いいか。


しかし、なんであんなに固まるかなぁ?



小さな疑問を抱きつつ、音楽室へ向かった。


きっと居るだろう。


音楽室はあの人が大好きな場所だ。