君の隣で夢みた未来

俺は課題のことなんか、気にも留めずにのほほんと購買へ向かった。


うちの購買は意外と飲み物が豊富なのだ。


お茶類、炭酸飲料、コーヒー、ジュース…。


コーヒーだけでも数種類はあった。


生徒向けというか、たぶん先生たちのためにあるんだと思う。


まぁ、そのお陰でコーヒーが好きな俺にとっては購買がこの学校で唯一楽しめる場所なのかもしれない。



その時だった。


トンと小さな女の子がぶつかった。


俺にとっては大してダメージはなかったけど、その子は慌てて謝ってきた。


楽しそうなお喋りが聞こえてたから、きっと話が盛り上がりすぎてしまったのだろう。


前方不注意ってやつ。


女の子って本当に楽しそうにお喋りするよな…。


いつもにこにこしてて少し羨ましい。