君の隣で夢みた未来

その言葉に安心したのか、私の頬は勝手に緩む。


安心し、嬉しかったのだ。


圭介への不安定な気持ちを翔が必死に支えてくれている気がした。


支える…?


なんだか、それではしっくりこない。


私の足をしっかり地面に着かせてくれている気がした。


彼がどう思っているかはわからないけれど、ただ、私が勝手にそう思っただけ。



こんなに優しい男なのだから、彼の密かな恋が成就して欲しいと素直に思う。



今、私は圭介に対して、そんな風に思えるだろうか?


今までみたいに、いつか大事な人が出来てしまった時に祝福できるだろうか?


『よかったね』と言えるだろうか?


数か月前なら出来ただろう。


なんとなく、そう思う。