君の隣で夢みた未来

無意識のうちに壁を作っていたのだろうか…?


『ショックだ』と言った翔の言葉が耳から離れなかった。


俯き加減で煙草を吸っていると、再び私の頭に優しく柔らかな重さがあることに気が付いた。


その重さはゆっくりと前後に動いていた。



「まぁ、‘今までの美咲つぐみは’ってことな」



翔は私の頭を撫でながら優しいトーンで言った。



「俺も、お前も基本的に一匹狼気質だからな」



と微笑みながら呟いた。