君の隣で夢みた未来

だけど、そんな私の小さな仕返しはあっけなく終わってしまった。



「だって、俺、楽しい。今」


「そう?」


「お前はつまんなさそうにしてるけどな」


「ちが…そういうわけじゃ…」



―俺、楽しい。今



そんな事を真っ直ぐに言われるとは思わなかった。


翔らしくない一言に驚いた。


そして、こう呟く。



「まぁ、つまんなさそうにさせてるの俺だけどな」



そして、近くにいた店員さんに追加のビールを頼んでいた。