君の隣で夢みた未来

図書室に行き本棚を一つ一つ通り抜けて、また思い出に浸った。


図書室…。


少し胸の奥がキュっとする思い出が蘇えった。



「あ、そうだ」



私は携帯を取り出し、アイツにさっきのメッセージの返事を送った。



【うん、車♪】


【何時に帰るの?今日バイト?】


【合唱部に顔出してから帰るよ!バイトは休み】



まるでチャットのようにメッセージのやり取りをする。


1分もしないうちに、また返事がきた。



【一緒に帰ろう?】



2年ぶりか。


アイツと一緒に帰るのは。


私は携帯に向かって微笑みかけて簡単に返事を打ち、送信した。