君の隣で夢みた未来

車はいつしか、コンビニの駐車場に止まった。



「飲み物買いにいこ?」



美咲さんは、そう言ってシートベルトを外す。


あたしもいそいそと外して、美咲さんの隣までパタパタと走る。



「実子、何にする?」


「え…大丈夫ですよ」


「いいのいいの。遠慮しないで。好きなの持っておいで」



彼女はそう言って微笑む。


今日の彼女はほぼノーメイクなようだった。


だけど、素顔もとても綺麗だった。


なんだか、ずるいな。


神様はなんて意地悪なんだ。


声も綺麗で優しくて顔も美人…。


何か一つ欠陥があってもいいのに。


それくらい、あたしの目に映る美咲さんは完璧だったのだ。