その日、初めて二人で帰った。
ポツリポツリと言葉を交わしながら。
お互いを確かめるように繋がれた手。
夕焼けに染まる彼女の顔はとても綺麗だったのをよく覚えている。
「…なんか、ごめんね」
申し訳なさそうに呟く高校生の美咲さん。
何が「ごめんね」なのか理解出来なかった。
だけど、高校生になったばかりの俺は酷く悲しくなったことを覚えている。
「…さっきの事は、忘れよう」
前を真っ直ぐ見ながら言葉を落としていく彼女。
「なかったことにしよう」
それは、まるで、これからもこの先も変わらないという彼女なりの宣言のようにも聞こえた。
なかったことに…?
本当は嫌だった。
なかったことになんてしたくはなかった。
なんでだろう?
どうしてだっけな…?
ポツリポツリと言葉を交わしながら。
お互いを確かめるように繋がれた手。
夕焼けに染まる彼女の顔はとても綺麗だったのをよく覚えている。
「…なんか、ごめんね」
申し訳なさそうに呟く高校生の美咲さん。
何が「ごめんね」なのか理解出来なかった。
だけど、高校生になったばかりの俺は酷く悲しくなったことを覚えている。
「…さっきの事は、忘れよう」
前を真っ直ぐ見ながら言葉を落としていく彼女。
「なかったことにしよう」
それは、まるで、これからもこの先も変わらないという彼女なりの宣言のようにも聞こえた。
なかったことに…?
本当は嫌だった。
なかったことになんてしたくはなかった。
なんでだろう?
どうしてだっけな…?


