君の隣で夢みた未来

どの位の時間が経ったんだろう。


太陽は少し傾き、美咲さんを照らすオレンジがなんだか儚げだった。



「ねぇ、けーすけ。」


「ん?」



静かに声をかけてくる美咲さん。


今、隣に居る美咲さんは今にも消えてしまいそうな気がした。


遠くを見つめてるから?


彼女を照らす西日がそうさせているの?



「私は、居なくならないからね」



優しく握られていた手にキュッと力が込められた。


不確かな口約束なのかもしれない。


だけど、彼女の言葉は不思議と真実味がある。



「どうして、私がけーすけの隣に居るかわかる?」


「さぁ?」



俺が遠くの太陽を見つめながら首を傾げると彼女は、こう言った。