君の隣で夢みた未来

感情のネジが壊れたのかな?


俺の目頭は急に熱を帯びて、視界がぼやけていく。


熱いものが頬を伝っていることがわかる。


…俺、泣いてる?


なんだか、胸が苦しくてうまく息ができない。


声を出しながら泣く俺。


美咲さんは煙草をふかしながら、左手で俺の右手を握ってくれた。


温かい彼女の手のひら。


なんだか、安心する。


いつからだろう?


この人の手の温かさでこんなに安心できるようになったのは。


きっと、2年前の‘あの夏’の日からだ…。