君の隣で夢みた未来

「けーすけも、けーすけだよ。どうして、そんなに薄っぺらい子と付き合うの?どうして、自分が傷ついてるのにはっきりSOS出さないの?どうして、『寂しい』とか『会いたい』ってその子たちに言ってあげられないの?」



美咲さんの想いが爆発したようだった。


ぱたぱたと涙が頬を伝っていた。


悲しくて泣いてるんじゃないことはすぐに分かった。


俺を通り越して過去、付き合った人たちに向けられた怒りのようだった。



「なんで、つんちゃんが泣くの?」


「…けーすけが泣かないから」


「え?」


「自分で気付かないの?なんで今にも泣きそうな顔してるのに泣かないの?寂しいなら寂しいって言いなよ!一人になりたくないなら『一人にしないで』って言いなよ!」



彼女のカバンからおもむろに出された手鏡に俺の顔が映されてる。


俺、なんでこんな顔してるの?


俺…泣きたいのかな?