君の隣で夢みた未来

図書室の扉を開けた。


差し込む夕日の所為か、とても幻想的に見える。


数人の人がまだ残っていたけれど、そこには先輩の姿はなかった。


最近、あたしが座っている席に少しの消しゴムのカスが散らばっていた。


机にもほんのり温もりが残っていた。


きっと、あたしが来る数分前まで先輩が居たのだろう。


仕方ないよね。


こういう日もあるよ。


あたしは自分自身に言い聞かせて、帰路に着く。