君の隣で夢みた未来

美咲さんが帰った後、その場に居た他のメンバーもそれぞれ帰り支度をする。


花月は彼氏と遊ぶらしく、あたしがとろとろと支度をしている間に帰った。


あたしは一人タンタンと階段を下りて下駄箱へ向かう。



「あ、そうだ」



思い出したかのように方向転換をして、小走りで図書室へ向かう。


今朝のメールで先輩はバイトがないから少し勉強をしていくって言ってたから。


一目でいい。


少し会いたい。


一言でいい。


あたしだけに投げかけてくれる言葉が欲しかった。