君の隣で夢みた未来

その時、あたしの心の中の何かが小さく破裂した。


ぱちんっ…


そんな感じ。



やってみないとわからない――。



先輩はそう言った。


あたしは先輩の微笑みを見て固まるしか出来なかった。


あたしが固まっていたのはほんの数秒の出来事かもしれない。


だけど、すごく長い時間に思えた。




「頑張ってみたら?」



その言葉があたしの固まった時間を溶かしてくれた。


そんな気がした。