君の隣で夢みた未来

あたしもすぐに教室を出た。


図書室に行くために。


あたしはかばんを肩に掛け、目指すべき場所へと足を進める。


あたしの不注意にしろ余計な数学の課題があたしの気分をグンと下げる。


さっきは先輩との接点ができるなんて舞い上がっていたけれど、よく考えると『その場しのぎの口約束』かもしれない。


なんで、舞い上がってたんだろう。


自分のバカさ加減に泣けてくる。


図書室について、そこを見渡す。


まだ机はたくさん空いていた。


あたしは、一番手前の大きなテーブルの一番端っこに扉に背を向けるような場所を取った。


図書室の椅子は教室で使っているものと異なって、少しふかふかして座り心地がいい。


参考書、教科書、ルーズリーフ、電子辞書、ペンケース


あたしは必要なものを全て出した。