君の隣で夢みた未来

今日一日の授業が、やっと終わった。


あたしは大きな溜め息を吐き出し、「よしっ」と小さく自分に喝を入れる。


部活がない今日は英語の授業に身が入っていなかったから、戒めとして図書室に以降と思っていた。



「実子ー!かえろーーー」



花月が帰りの準備を整え、あたしに声をかけた。



「ごめん、図書室寄って行く」


「マジ?珍しい」


「今日の英語ちょっと難しかったからさ。忘れないうちに」


「…ふぅん。わかった」



花月は渋々納得してあたしに手を振る。


彼女は「また明日」と声をかけて、教室を後にした。