君の隣で夢みた未来

3人で通学路を歩いている途中でも、あたしはやっぱり周りの視線が気になった。



【学校のアイドルが1年と一緒に居る】



この事がなんとなく気になってしまった。


あたしは無意識のうちにカバンを前に抱え込むようにしてネクタイの色が見えないようにした。


花月はそんなこと気にも留めない様子だったけど。



「先輩はいつも、あの時間帯の電車なんですか?」


「俺?いつも遅刻ギリ。今日が珍しいだけ」



へぇ~…


そうなんだ。



あたしは、先輩の方を見ることは愚か簡単な会話にすら入れないでいた。


なんか…


緊張しすぎてお腹が痛くなってきた。