君の隣で夢みた未来

学校に到着するまであたしたちは3人で登校した。


共通の話題は美咲さんの話題。


美咲さんは学校によく遊びに来るのか?


美咲さんは怒らせると怖い。とか、


当たり前だけど、先輩はたくさんの美咲さんを知っていた。


そして、昨日からずっと二人の関係を疑っている花月が先輩に聞いた。



「先輩は美咲さんと付き合ってるんですか?」



ストレートすぎる質問に先輩は噴出すように笑った。



「ないない!俺らに恋愛感情なんてないから!‘仲のいい姉弟’って感じだから」


「なぁーんだ…」


「ちょっと…。花月」



自分の想像が外れたのがよっぽど悔しかったのか、花月はあからさまに残念そうだった。


その反応に対して先輩が気分を悪くするんじゃないかと思ってヒヤヒヤした。