君の隣で夢みた未来

あたしたちは相変わらず他愛のない話に華を咲かせる。


昨日の事、今日これからの事、色々な事。



「昨日はまさか送ってくれるとは思わなかったね」


「…図々しかったかな?」



あたしが要らぬ心配をしていると花月は声を上げて笑い「大丈夫でしょ」と答えた。


美咲さんと先輩のテンポの良い会話が頭の中でリフレインする。


ぽんぽんぽんと本当に心地の良いテンポだった。



「…本当に付き合ってないのかなぁ?」



花月は昨日からこればかり考えていたようだ。


あたしは気付かなかったんだけど、先輩の呼び方にそんなに引っかかる事なのかな?


でも、花月の言っている事もなんとなくわかる。


昨日あたしたちが一緒に居たのも20分もないくらい。


たったそれだけの事で判断できる事ではなかった。