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こうして、前世も傷ついたケルブを抱き締めたかった。
でも…もう…社長と秘書の関係には戻れない…
「…お前は同性を好きになったコトあるのか?」
「いいえ、でも…経験はあります。10代の時…小遣い稼ぎに同性相手に援交していました。俺は貴方のような綺麗な生き方はしてきていない…」
「…お前だってエリートだろ?」
「…立派なのは学歴だけですよ…金を稼ぐ為に…俺は何でもした。俺が天使だなんておかしな話で…」
「自分を蔑むな…洋貴」
「貴方に名前を呼ばれるなんて…夢みたいですよ」
トーマの優しさが俺の冷たい心に染み渡る。杏里を愛してるけど、トーマとはもっと深い絆で繋がっていた。
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こうして、前世も傷ついたケルブを抱き締めたかった。
でも…もう…社長と秘書の関係には戻れない…
「…お前は同性を好きになったコトあるのか?」
「いいえ、でも…経験はあります。10代の時…小遣い稼ぎに同性相手に援交していました。俺は貴方のような綺麗な生き方はしてきていない…」
「…お前だってエリートだろ?」
「…立派なのは学歴だけですよ…金を稼ぐ為に…俺は何でもした。俺が天使だなんておかしな話で…」
「自分を蔑むな…洋貴」
「貴方に名前を呼ばれるなんて…夢みたいですよ」
トーマの優しさが俺の冷たい心に染み渡る。杏里を愛してるけど、トーマとはもっと深い絆で繋がっていた。



