俺はケルブに動きを封じられた。



息と言葉は紡げるが身体は全く動かない…




「…セラフ……爆弾はどこに仕掛けた?止める方法を教えろ!!」



「・・・ケルブ様があんな魔法を使うから…奥の手を使うしかなかったんだ!」




「・・・」



パスワードがなければ起動しないパソコン…ケルブは思いつくパスワードを入れてキーを叩くが何度もエラーを出し、イラついた。




「…俺はお前に無茶をして欲しくなかったんだ…俺はお前を必要してんだ!何故、分からない!!」



ケルブは俺のパソコンを壁に投げつけた。