「少しだけ…気だるいかな」




「じゃあ~寝ててもいいぞ」



「え、あ…うん」



「今から仮眠を取っておけ…今夜は寝れないかもしれない」



「尭耶さん!?////」



俺は頬を染めた栞を見つめ、口許に優しい微笑を浮かばせた。




「俺とお前は三郎と愛染の魂をそれぞれ持っているが別の人間だ…。だから、悲観しなくていい。この恋に未来があると信じて欲しい」




「尭耶…さん」