GOLDMOON~美しき獣の赤い糸の花嫁~




「今度は俺を選べ…栞…俺は尭耶よりも誠実で一途な男だ…あいつはホストとして女を騙し、大金を巻き上げていた。あいつはもはや、天使としては失格。孤高の存在ではない。栞の返事次第では、東京に黄泉人を放つぞ…。1ヵ月あれば、日本本土の人々は全て、黄泉人化する」

銀は私を一途に愛してると言っているけど…


彼の愛は狂っているーーー・・・




「銀!!?」



「俺を選ぶよ、な…栞」



「わ、私…」



身体の震えが止まらない。言葉も上手く話せない…


私は言え知れない恐怖のどん底に落とされた。



「か、か、か神様…よね」



「…神様だ。人は神の裁きを一度受けるべきだ。大気を汚し、他の万物を絶滅させ、何よりも…神に刃を向けた…その大罪を犯したのは太古の人間であるが、現代の人間が償うべきだ」