「でも、、どうしよう
私、もれんも…受験生だし
産むなんてできないよ…」
由佳は泣き続けた。
「なんで、こんな事に…なんで子供…できちゃったの
いらないよ、こんな子…」
-パシーン-
頬を叩く音が部屋に響いた。
「何言ってんのよっ!
アンタ自分の言った事
わかってんの?」
すると愛が由佳の肩を
抱きながら
「ちょっと、瞳…、やめなよ」
と由佳をかばった。
それでも私の怒りは止まらなかった。
「うるさいっ!アンタねぇ
妊娠してんのよ?
その子を産むか産まないかは
由佳次第だよ。
でも、その子に命を与えたのは
アンタと、れんなんだよ?」
私は膝から力が
なくなったかのように
ガクンと由佳の前で崩れた
「ねぇ、由佳…アンタはその子の母親なのよ?
そこに小さな命が生きてるの」
由佳の手を握ると
私は笑顔を見せた。


