私は信じられなくて
ただ、突っ立っているだけだった。
「れんの、子だって…」
愛がそう言って
私の中の緊張の糸が切れた。
「良かった…」
由佳に抱きつくと私も涙が
止まらなくなった。
「…え、なんで?…」
驚いた様な目で二人は
私を見ていた。
「だって、怖い人に…
襲われたのか、一瞬心配になって…
や、だ、っだから妊娠は大変な事だけど…
でも、、由佳が、怖い思いしなくて良かった…」
確かに妊娠なんて
大変な事だ……
でも、由佳が襲われてなくて
そのお腹の子が
別の男性じゃなくて
私は少し救われた。
「でも、…妊娠したんだよ?」
由佳はお腹をさすった。
「それでも、由佳が怖い思いを抱いて、きょっ、恐怖を感じながらシて…できた子供じゃなくて良かった…」
愛も由佳も
その言葉に驚いていた。
私は由佳の頭を
撫でなでた


