ふと、後ろに気配を感じて振り向くと、 誰もいない。 怪談話ばっかり奏たちとしてたからかな。 けど、そのとき。 すすり泣く声が聞こえた。 なんで泣いているのか。 どこで泣いているかわからなかったし、 本当に聞こえているのかはわからなかったが、 俺は確信した。 これは、空耳じゃない。 そして、泣いているのは。 奈美。