そう怒鳴った翼の顔が、ほんのり赤い。 「怒鳴ると、ほかの寮生に聞こえるよ?そしたら、寮の監督先生にばらされるかもね」 翼が、ギクッとする。 「声小さくするから、ばらすなよ…」 翼が、しがみついてきた。 「ちょっ…翼!?」 私、びっくりして。 「離れてよ!」 「…んでだよ…」 なんでって…好きでもない女の子にくっつくなんて、サイテーだよ。 「最低!」