助けてくれた…。 桜田があたしの頭をそのまま掴み、方向転換。 「行くぞ」 何も言えず、こくんと頷くことしかできない。 嘘だってわかってるのに。 嘘じゃなかったらいいのに。 そう思ってしまう。 唖然とする先輩を無視して、桜田に連れられ、人が少ないところに着いた。 ――――『いつもの』あたしだったらなんて言う…?