次の瞬間、先輩の頭からパコーンといい音がした。 前方にぶっ飛ぶ先輩。 それをかわしつつ、先輩に攻撃したものを見る。 少し土で汚れた、ソフトテニスのボール。 「っ誰だ!?」 先輩が大声で叫んだ。 その相手は、 「桜田…」 ラケットを肩で担いでこっちに歩いてくる、あたしの好きな人。