人の群れを割ってあっという間にあたしの前まで来る美山先輩。 「久しぶりだな!ちょうど会いたいと思っていたんだ」 会いたいって何が? なんで、今さらあたしに? 先輩はあたしの耳元に口を寄せた。 「さらにいい身体になったな?」 そうやってあなたはまた、あたしを裏切るのね…。 囁かれた瞬間、身体が強張った。 先輩はニヤニヤしている。 が、