夏に、恋をした。



「あり得てるの!」


お、怒られた…。


雪乃は眉を吊り上げる。



「あたしがどんな気持ちでその評価聞いてると思ってるの!?」



う…、それは…。

わかりません。


「…和樹のこと知ってるのはあたしで、あたしが彼女で、顔しか見てない子達にとられたらどうしよう、って!」


思ってるのに…、と雪乃は可愛らしくむくれた。


こんな時まで可愛いと思ってしまう俺は重症かもしれない。