夏に、恋をした。




――――なんか、寒い…



そう思って、目を開けると、目の前には和樹の顔が広がっていた。


「…っ」


そうだ、あたし。

和樹と…っ。



寝る前の感覚を思い出し、顔が赤くなる。


ドキドキしすぎて、和樹から離れようとしたけど、それは無理だった。


腰と頭に回った筋肉質な腕があたしを捕まえていたから。


寝息をたてながら寝る和樹を見て、さらにドキドキしてしまう。