熱くて、蕩けそう。 余裕がなくて、時々しかめられる顔。 その顔が愛しくて、ドキドキする。 気が遠くなりそうな感覚にすがりつくあたしを和樹は抱き止めながら、荒い息を吐き出す。 その吐息すら熱くて甘くて、あたしの頭を朦朧とさせる。 甘すぎる快感と、 あたしを見る和樹と、 痛いけど幸せな感覚と、 二人が溶け合いそうな熱。 すべてがあたしを惑わした。