「部活ばっかりで、ごめん」 杉宮は首を横に振った。 そんな杉宮になら、言ってもいい。 「だけど、俺は…俺には、テニスでしたいことがある。」 誰にも言わなかった夢。 「インターハイで上位になること」 杉宮はゆっくり頷いた。 「うん…、そうやって夢を追いかける桜田が好きなの」 予想外の言葉。 俺、夢とか言ったことないのに。