海に行ってからはずっと部活で、補習は終わっていた杉宮とは会えないまま新学期になった。


特に周りに付き合ってることを言うわけでもなく、普段通りの2学期。



校長の話が長くてだるい始業式でも当たり前のように寝ている俺。

横にいる先生は渋い顔をして見ていたとか。



始業式が終わり、あくびをしながら廊下を歩く。


「和樹!また寝てただろ」