あの夏、君は確かに私の隣にいた。

次の日、私はお母さんに「穂香の家に泊まりに行く」と言って家を出た。

穂香の家のインターホンを鳴らすとすぐに、彼女は出てきた。

「ちょっと、部屋で待ってて?まだメイク終わってないのっ」

そう言うと慌てて奥の部屋へ消えていった。

穂香の部屋はいつものように、ぬいぐるみがあったり化粧品があったりたくさんの服があった。

「私もこんな物を買うお金が欲しいわ…」

♪~♪~

穂香の携帯が鳴った。

「穂香ーっ携帯鳴ってるよ!」

と叫ぶと

「出てーっ」

と言われた。

ディスプレイには【高沢】と表示されている。
女の子は男の子かもわからない私は抵抗があったが、鳴り続けつ電話を無視できず出た。