悲壮の牡丹


あの時から一週間が過ぎた。

当然、砕花は辞めて居ない。
私もそれに便乗して辞めた。

何かに吹っ切れるわけでもなくショッピングモールへと足を運んだ。

適当なアクセサリーショップに入りピアスとかネックレスを見ていた。


でも、私には似合わない。
こんなキラキラしたアクセはとてもつけれたものじゃない。

「あんたって、ゴツイのつけないよね」

驚いて後ろを見たら一週間前の忘れもしない顔があった。

「たまには付けたら?ピアスも指輪もネックレスもブレスレットも暗~めなやつばっかだし」


それは私も思っていた。
ピアスも暗めの紫のカラー石。ネックレスは黒の鎖。ブレスレットに至っては子供が付けそうなちゃらちゃらしたもの。

だけど、
「あんたに言われたくない」
これだけ思った。

「あー、でも、その指輪だけは似合ってる。なに?男にもらったもの?」

「言う必要ない。じゃあね」

全てのアクセをあった場所に置いてすぐ店から出た。

だけど、彩音はついてくる。
エステ、本屋、ゲームショップ、イタリアン、服屋、最後に美容院。

全てついて来られて話される。
正直、「鬱陶しい」かぎりだ。