「いい加減、笑うのやめろ」 「……っそれで、そのお姫様ってどこにいんの??」 ルイの機嫌がこれ以上悪くなるのは困る。 あたしは頑張って笑いを堪えた。 「あ??それがわかんねぇから探すんだろうが」 「わかんないの?!」 じゃあ何日かかるのよ!! 「そう言ってるだろ」 「……最悪」 「でもこの頼みを聞いてくれないと、お前は元の世界に帰れないんだぞ??」 「分かった!!やればいいんでしょ!!」 「そうと決まればさっさと行くぞ!!」 ルイは強引にあたしの腕を掴み、馬車に乗せた。