「おっまたせ~!!」 「遅せぇぞ、バカ!!」 せっかく可愛い服を着て気分爽快だったのに、出てきた途端気分最悪。 「ふんっ!!女の子はいろいろ時間がかかるんです~」 「あっそ」 ルイの冷たさにムカつきながらも、勝手にキッチンで紅茶を入れた。 「で、あとは何すればいいの??」 偉そうに足を組んで聞いてやった。 「あとは、俺のお姫様を探すだけだ」