まるであたしなんて見えてないような、二人の声。 何を話してるかなんて聞こえない。 それがものすごく怖い。 構わないでと願ったのはあたしなのに、今はそれが嫌で嫌で。 いっそ嫌ってくれたら、そう思ってたのに。 今は笑いかけて欲しくて、話しかけて欲しくて。 このときはまだ、あたしは自分の心境の変化に気付いてなかった。