次の日… 昨日のことでイライラしていたあたしは、昼休みを待たずに図書室に来ていた。 ─────キーンコーンカーンコーン… このチャイムをここで聞いたのは、何回目だろう。 ダルい体を起き上がらせて、ぼーっとドアを見つめた。