「……わかりません」 正直に言ったあたしに先生は呆れ、それを見ているクラスメートは何が面白いのか、クスクス笑う。 「……で、何してた??」 再び尋ねてきたナオにイライラが増す。 ……あたしが浮気してるの、知ってるくせに。 「図書室で寝てたの」 「だから髪型変わってるんだ~」 返事するのも面倒になり、机に突っ伏した。 周りからは笑い声と、ミヤとナオの話し声、担任の声が聞こえていた。