「あー!!アリサやっと来た!!」 うるさ…… ミヤの声に耳を塞ぎたくなった。 次の授業は担任の数学でしょ?? そんな急がなくてもいいじゃん。 「てか髪型変わってる!!」 もうなんでミヤがあたしの前の席なんだろう。 そして隣は、 「……何してたの??」 ……ナオ。 別に、何してたって関係ないでしょ。 「アリサ!!遅刻した罰だ!!この問題解け!!」 数学の癖に熱血教師な担任が声を張り上げる。