翌日はスッキリ目が覚めた。 昨日あれだけ泣いたのに、目は腫れていない。 これじゃ、気付かれることはないよね。 顔を洗い、みんなが待つ大部屋へ向かった。 「おっはよーっ」 やっぱり気分がいいわけじゃない。 自分の罪に気付いた今、何も気にせずいれることはない。 それでもみんなに気付かれたくなくて、 ルイに心配かけたくなくて、 わざと、明るく振舞った。